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TOEICアプリランキングおすすめ10選!英単語から発音まで学べるアプリ解説

スマートフォンアプリを活用することで、TOEIC学習の効率は大きく変わります。ただし、数多くあるアプリの中から自分に合った一本を見つけることは、意外と難しいもの。

実際、自分の学習スタイルや目標に合わないアプリを選んでしまうと、かえって時間を無駄にしてしまう可能性もあります。

そこで、厳選したTOEICアプリ10本を、その特徴とともにご紹介。単語学習、リスニング対策、リーディング強化など、目的別に最適なアプリをランキング形式でまとめました。さらに、効果的なアプリの選び方や活用のポイントも詳しく解説しています。

これからTOEIC学習にアプリを取り入れたい方は、まずこの記事をチェック。アプリを使った効率的な学習法が見えてくるはずです。

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TOEICアプリを選ぶ際に知っておいてほしいこと

「無料より有料の方が良い」は間違い

「TOEICアプリは有料の方が優れている」—こんな先入観を持っていませんか?

確かに、作者不明の無料アプリの中には、クオリティの低いものも存在します。しかし、料金の有無が学習効果を決定づけるわけではありません。

実際、本記事で紹介する厳選10アプリのうち、6つは無料で利用可能。さらに、最も高い学習効果が期待できるアプリも、実は無料なのです。

ネット上では有料アプリばかりが推奨されている現状がありますが、その背景には「アフィリエイト報酬」という仕組みが。紹介料目当ての偏った情報は、あなたの学習にとって最適とは限りません。

本記事では、報酬の有無に関係なく、純粋に学習効果の高いアプリを厳選してご紹介します。大切なのは料金ではなく、あなたの学習ニーズとアプリの機能が合致すること。自分に本当に必要なアプリを見極めましょう。

あくまでもアプリは参考書のサブ

TOEIC学習の基本は、やはり参考書にあります。体系的な知識の習得には、アプリよりも参考書による学習が適しているためです。

アプリは、この参考書学習を効果的にサポートする存在。例えば、参考書で出会った新出単語を単語帳アプリに入力することで、隙間時間を使った効率的な暗記学習が可能になります。

つまり理想的なTOEIC対策とは、参考書での基礎固めを軸に、その弱点補強や復習にアプリを活用する方法。両者の特性を理解し、うまく組み合わせることで最大の学習効果が得られます。

まだ参考書をお持ちでない方は、まずはそちらの準備から始めることをおすすめします。TOEICに効果的な参考書の選び方については、当サイトの関連記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

アプリを使ったTOEIC対策は英単語やリスニングとの相性が特に良い

TOEIC対策は大きく4つの要素—単語、文法、リスニング、リーディング—から構成されています。

この中でアプリ学習が特に威力を発揮するのが、「単語学習」と「リスニング対策」です。

単語学習は、その単純明快な性質から、通勤・通学時などのわずかな時間でも効果的に取り組めます。また、リスニングはアプリならではの手軽な音声再生機能を活かせる上、イヤホンがあれば場所を選ばず学習できるという利点も。

本記事では単語、リスニング、リーディング、それぞれの分野に特化したアプリをご紹介していますが、特に注目していただきたいのは単語・リスニング系のアプリです。

一方、リーディングについては、文法問題(パート5)程度ならアプリでも十分対応可能ですが、長文読解などは従来の参考書による学習をお勧めします。各学習要素の特性を理解し、最適な学習ツールを選択することが重要です。

TOEICアプリランキングおすすめ10選【無料あり】

TOEIC英単語を学べるおすすめアプリ4選

まずTOEIC英単語を学べるおすすめアプリは、以下の4つです。

  • Quizlet
  • 金のフレーズ2
  • 最重要英単語 for the TOEIC TEST
  • mikan

それぞれ詳しく解説します。

【無料/初心者も使える】Quizlet

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単語学習の定番アプリ「Quizlet」は、カスタマイズ可能なフラッシュカードで効率的な暗記学習を実現します。しかも、無料で利用可能です。

単語暗記でつまずくポイントは、覚えきれない単語の管理方法。ノートへの書き出しやチェックマークなど、これまで手間のかかっていた作業も、Quizletなら驚くほど簡単です。

学習したい単語を登録するだけで、オリジナルのフラッシュカードが完成。参考書別や難易度別など、自由な分類で整理できるので、体系的な学習が可能です。さらに、賢い予測変換機能により、単語入力の手間も大幅に削減できます。

TOEIC学習者なら、初級から上級まで、誰もが活用できる実用的なツール。本記事で紹介する10のアプリの中で、最も高い汎用性と学習効果を備えていると自信を持っておすすめできます。

金のフレーズ2

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『TOEICテスト英単語 金のフレーズ』は、目標スコア別に最適化された1000語を収録。スコアレンジごとの効率的な単語学習を実現します。

収録単語は4段階のレベル分け:

  • 600点突破のための基礎400語
  • 730点到達を目指す実践300語
  • 860点への飛躍を支える200語
  • 990点満点を狙える上級100語

アプリならではの利点は、音声機能の手軽さ。ワンタップで発音が確認できるため、音声重視の学習スタイルを実現できます。

さらに、苦手単語の抽出機能やマーカー機能など、効率的な学習をサポートする機能も充実。

TOEICの単語学習において、『金のフレーズ』は定番中の定番。書籍版、アプリ版、どちらかの形で必ず手元に置いておきたい必携ツールと言えるでしょう。

【無料/初心者も使える】最重要英単語 for the TOEIC TEST

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「最重要英単語 for the TOEIC TEST」は、手軽に始められる無料のTOEIC単語学習アプリです。

2,000語という充実の収録数を、目標スコア別に3段階で整理:

  • 600点レベルの基礎単語
  • 730点レベルの実践単語
  • 860点レベルの応用単語

各単語には実践的な例文が付属。例文中の単語をタップすると、発音記号、品詞、意味が表示されるため、文脈に沿った理解が深まります。

無料版では音声再生機能が使えないという制限はありますが、「TOEIC頻出単語を費用をかけずに学習したい」という方には最適なツールです。他の単語アプリと比べると機能面では物足りない部分もありますが、無料アプリとしては十分な学習効果が期待できます。

【無料】mikan

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「mikan」は、TOEIC、英検、大学受験と幅広い英語学習に対応する総合的な学習アプリです。

基本機能は無料で利用可能。さらに有料版では15,000問以上のTOEIC・英検の実践問題にアクセスできます。また、人気の「文法特急」「読解特急」シリーズなど、定評のあるTOEIC参考書もアプリ内で学習可能。

英語学習ツールを一元化したい方にとって、「mikan」は理想的な選択肢となるでしょう。

以上、TOEIC単語学習アプリを4つご紹介してきました。なお、TOEICに効果的な単語帳の選び方や、効率的な単語学習法については、当サイトの関連記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

TOEICリスニングを学べるおすすめアプリ3選

続いてTOEICリスニングを学べるおすすめアプリは、以下の3つです。

  • abceed
  • 英語の友
  • TED

それぞれ詳しく解説します。

【無料/初心者も使える】abceed

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「abceed」は、お手持ちのTOEIC参考書の音声データを無料で利用できる画期的なアプリです。

最大の特徴は、市販の参考書付属音声を手軽に再生できる点。さらに有料版では、参考書自体も電子書籍として閲覧可能です。

特筆すべきは、間違った問題に印をつけられる便利な機能。例えば、参考書で学習した後、苦手な箇所だけマークしておけば、通勤・通学中でも効率的な音声復習が可能になります。

単語学習アプリ「Quizlet」と並び、本記事で紹介する中でも最も活用価値の高いアプリと自信を持っておすすめできます。既存の参考書学習とスマートフォンの利便性を見事に融合させた、TOEIC学習者必携のツールです。

英語の友

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「英語の友」は、無料で参考書の音声データを利用できるアプリ。有料版では、参考書の電子書籍版も閲覧できるようになります。

「abceed」と似た機能を持つものの、大きな違いが一つ。「英語の友」は旺文社が開発・運営しているため、対応しているのは旺文社出版の参考書に限られます。

旺文社と言えば英検対策の定番参考書を多数出版する老舗。一方でTOEIC対策用の参考書はそれほど知名度が高くないかもしれません。

ただし、現在旺文社の参考書をお使いの方にとっては、「abceed」よりも「英語の友」の方が使い勝手が良いかもしれません。出版社公式アプリならではの完全対応による、スムーズな学習環境を期待できます。

【無料】TED

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「TED」は、世界中の著名人や研究者などの英語でのスピーチを聞けるアプリです。アプリを利用しなくても、ブラウザ版やYouTubeチャンネルからでも利用ができます。

「TED」は、直接的なTOEIC対策アプリではありませんが、ハイスコアを目指す学習者にとって価値ある学習ツールです。

特にTOEIC 800点、900点台を視野に入れる方には、TOEICの枠を超えた英語力の強化が必要になってきます。そんな時、TEDの英語スピーチは理想的な教材となります。

明瞭で聞き取りやすい英語に加え、スピーカーがゆっくりと丁寧に話すため、高度な内容でも理解しやすいのが特徴。さらに、英語・日本語字幕を自在に切り替えられる機能も備わっており、自分のレベルに合わせた学習が可能です。

実践的な英語力を磨きたい上級者にとって、格好の学習素材と言えるでしょう。

TOEICリーディングを学べるおすすめアプリ3選

最後にTOEICリーディングを学べるおすすめアプリは、以下の3つです。

  • TOEIC Part5 英語問題集
  • 英語1560問 TOEIC テスト文法/単語/リーディング対策
  • 早打ち英文法

それぞれ詳しく解説します。

【無料】TOEIC Part5 英語問題集

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「TOEIC Part5 英語問題集」は、文法パートに特化した無料の問題演習アプリです。

本番と同じ4択形式で出題される問題を、目標スコアに応じて3つのレベルから選択可能:

  • 500点目標の初級コース
  • 700点目標の中級コース
  • 900点目標の上級コース

10問ごとに表示される詳細な成績分析では、単なる正誤判定だけでなく、解答時間まで記録。本番で重要となる時間配分の練習にも活用できます。

【無料】英語1560問 TOEIC テスト文法/単語/リーディング対策

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「英語1560問 TOEIC テスト文法/単語/リーディング対策」は、豊富な問題数を誇るTOEIC演習アプリです。

パート2(応答問題)720問とパート5(文法問題)840問の合計1,560問を収録。圧倒的な演習量で、確実な実力アップを狙えます。

基本機能は無料で利用可能ですが、全問題へのアクセスには課金が必要。ただし、月額制ではなく買い切り方式を採用しているため、一度購入すれば時間を気にせず、じっくりと学習を進められます。

特筆すべきは、1,560問全てに詳しい解説が付いている点。単なる答え合わせではなく、しっかりと理解を深めながら学習できる構成になっています。問題数をこなしながら、確実な知識の定着を目指せる実践的なアプリです。

【無料/初心者も使える】早打ち英文法

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「早打ち英文法」は、遊びながら基礎英文法が身につく、画期的な学習アプリです。

TOEICでは中学・高校レベルの文法力が必須。このアプリは、文法の基礎固めが必要な方に最適な学習ツールです。

特徴的なのは、進行形や過去形など、文法項目ごとの選択学習が可能な点。苦手分野を集中的に強化したい方にとって、効率的な学習方法となるでしょう。

なお、TOEICのリーディングセクションを効果的に攻略するための具体的な戦略については、当サイトの関連記事で詳しく解説しています。基礎文法の復習と併せて、ぜひご活用ください。

TOEICアプリの正しい選び方

自分のレベルに合ったアプリを選ぶ

TOEICアプリ選びで最も重要なのは、自分のレベルとの適合性です。

例えば、学習を始めたばかりの方がTOEIC 800-900点レベルのアプリに挑戦しても、内容の難しさに圧倒され、かえってモチベーションを失ってしまう可能性があります。逆に、上級者が初級者向けのアプリばかり使用していても、実力向上は望めません。

本記事では、各アプリの対象レベルを明確に示しているので、まずは自分の現在の実力に合ったものを選びましょう。

そして、選んだアプリの内容を十分に理解し、使いこなせるようになったら、次のレベルのアプリへとステップアップしていく。この段階的なアプローチこそが、確実なスコアアップへの近道となります。

自分に必要な対策ができるアプリを選ぶ

TOEICアプリを選ぶ際は、まず自分の弱点を正確に把握することから始めましょう。本記事では、単語力、リスニング力、リーディング力、それぞれを強化できるアプリを厳選して紹介しています。

例えば、語彙力不足を感じているなら、単語学習アプリや「Quizlet」のような単語帳作成アプリが効果的な選択となるでしょう。

ただし、「評判が良い」「無料で使える」といった表面的な理由だけでアプリを選ぶのは避けるべきです。大切なのは、今のあなたの学習ニーズにマッチしているかどうか。

TOEIC受験経験者の方は、スコアシートを見直してみることをおすすめします。そこには各セクションの得点分布が記載されており、自分の強みと弱みが客観的に把握できます。この分析に基づいて、最適なアプリを選択することで、効率的なスコアアップが期待できます。

同時にいくつも利用しない

TOEICは英検と並び、日本を代表する英語資格試験。その人気を反映し、数多くのアプリが開発されています。

しかし、「色々なアプリを試してみたい」という気持ちは分かりますが、複数のアプリを同時並行で使用するのは避けるべきです。学習が分散し、それぞれが中途半端になってしまう可能性が高いためです。

ただし、「Quizlet」や「abceed」のような補助的なツールは例外です。これらは問題演習が主目的ではないため、他のアプリと組み合わせて使用しても効果的です。

問題演習アプリを使う際は、1つのアプリに集中し、しっかりと復習を行うことが重要。そのアプリの内容を完全に使いこなせるようになってから、次のステップに進むことをおすすめします。

この段階的なアプローチこそが、確実な実力向上につながるのです。

まとめ

「効率的なTOEIC学習にアプリを活用しよう!」

本記事では、厳選したTOEICアプリ10本と、その効果的な選び方・活用法をご紹介してきました。

アプリは確かに便利な学習ツールですが、これだけに頼るのは得策ではありません。最大の効果を得るには、参考書による体系的な学習とアプリによる補完的な学習を、バランスよく組み合わせることが重要です。

特に注意したいのは、「スキマ時間の学習だけで十分」という考え方。本当の意味でのスコアアップを実現するには、まとまった学習時間の確保が不可欠です。

アプリはあくまでサポートツール。従来の学習方法と賢く組み合わせることで、より効果的なTOEIC対策が実現できるでしょう。